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【日雇い派遣1】「日々紹介」も使い方次第。

今回からまきまき18の家族が30代から40代にかけて体験した、転職のあれこれをまとめていきたいと思います。
それではどうぞー

日雇い派遣時代

派遣会社を退職した私、今回から日雇い派遣時代突入です。

私は以前、大学卒業後にブラック企業に勤めてしまい、わずか2か月で退職しました。

私が社会に出たころは1990年代後半で、日本のバブルがはじけた直後。つまり超不景気の最中に大学3年生の時に就職活動をしました。

失礼ですが今も「こんな会社に?」と思う会社の説明会に100名以上の就活生が殺到、その中で内定を得なければいけない時代です。もう大学名で差別されてました。関東圏の私世代で分かる方のみ。極端ですが。

企業から見た当時の大学生への区分け

・「東京六大学」卒業見込→内定が高確率
・「日東専駒」卒業見込→内定確率5割~8割
・「大東亜拓桜帝国」卒業見込→内定確率3割~5割
・上記にあたらない無名の大学→会社説明会にも参加させてもらえない確率高し

いわゆる、関東の有名大学の頭文字を取った学生レベルの区分。私は第2次ベビーブーム世代の生まれで、大学受験も学生が殺到で合格率も低く、名もない大学の出身です。会社説明会の案内も送られて来ず、大学名を言うと鼻で笑われたこともあります。

これが今や日本も好景気で「大学生が集まらない、、、」とのこと。雇用は景気に左右されるわけではありますが、当時を知る私としては

まぁ~、採用がんばってくださいね。

鼻で笑ったあなたのところの商品は今でも買いませんから。

そんな時代、なかなか就職が決まらずに焦ってブラック企業に入社をしてしまいました。体育会系の会社で2ヵ月で退職、「日雇い派遣」でしばらく次の就職が決まるまで食いつないでいました。つまり日雇い派遣は今回で2度目になります。

当時35歳で転職活動をしていなかった私。次の転職先が決まるまで日雇い派遣をしようと決断。まずは日雇い派遣会社への登録をしなければなりません。関東では比較的有名な日雇い派遣会社2社に登録に行きました。特に履歴書も要らないとのことでまずは1社目に行き説明会の会場に到着。席に着席して周りを見渡しました。

「みんな生気が無い。。。」

そう、失礼ですがみな目が曇って視点が動いていないんです。魚の死んだような白い眼で。そして日雇い会社の社員が説明を開始したのですが、これがホストっぽいちゃらいヤツ。あきらかに「あなた方は日雇いのコマなんだよぉ」との態度がありありでした。ここで気づいたのでした、

「自分、派遣していた側から派遣される側になったのだ」と。

現在、日雇い派遣は原則禁止

現在、平成24年から派遣法が変更となり、原則日雇い派遣は禁止です。

今から10年程前に日本の経済の不況から多くの派遣社員の契約が打ち切られました。影響を受けたのは「期間工」と呼ばれる方々。車メーカー工場に多く派遣されている方々で寮が完備、固定の月額給料が受け取れる、毎回同じ場所で働ける、仕事内容は流れてくる車に決められた部品を取り付けるだけ、まさに日雇い派遣よりも期間工の方があきらかにラクな派遣です。寮が完備ですから家賃もかかりません。

しかし日本経済がまだ「失われた20年」から立ち直ることが出来ない不況の最中の10数年前、真っ先にこの方々はクビとなりました。

ここで誤解になっておりますがこの方々は「契約満了」となっただけで、突然解雇になったわけではないということです。雇用していた会社側もきちんと契約期間まで雇い、契約延長をしなかっただけなのです。

ですがマスコミが一斉に「派遣はひどい!」「かわいそうじゃないか!」また、年末に契約が終了した方々は年が越せないとのことで、東京は池袋の某公園で「日雇い派遣村」なるものが登場し、これのNPO団体の方が年越し蕎麦を提供。この寒空で仕事を失った方々が列を組み、温かい蕎麦を待つ。この後姿の映像がさらに派遣業界全体のイメージを悪い方向へ変えました。

私の勤めていた派遣会社も影響を受けて登録者が一時激減。その風潮の影響もあり、日本政府も動いて平成24年度より原則、日雇い派遣は禁止となりました。

日雇い派遣には例外もある

例外ですが、以下に該当する方は日雇い派遣をすることができます。

・昼間学生
・60歳以上
・前年の本業年収が500万円以上
・前年の世帯年収が500万円以上で、主たる生計者ではない

年収500万以上の人が日雇い派遣をするのか???

それはさておき、やはり「日雇い派遣」の需要は今でも多いわけです。「DMを会社で出すから、ひたすら宛名ラベルを1日で貼ってほしい」「ベルトコンベアに流れてくるショートケーキにひたすらイチゴだけをクリスマス前の3日間だけ乗せてほしい」「店の割引チラシの入ったポケットティッシュを駅前で配布してほしい。」

私の店もそうなのですが、ある雑用だけでも1日だけお任せしたいと思うことがあります。それによってメインの仕事に打ち込めます。雑用担当のために正規のスタッフなど雇用はできません。人件費がかかります。結局は日雇い派遣は無くなることは考えられません。

「日々紹介」は使い方次第

しかし、現在も求人を検索すれば「単発アルバイト募集!」「1日短時間アルバイト募集!」の広告。これは「日雇い派遣」です。やはり上手いものでその2社のような日雇い派遣会社は「日々紹介」(ひびしょうかい)という形で、単発で企業に人材を紹介しています。

日本政府としてはマンガ喫茶に寝泊まりするネット難民、いわゆる「ワーキングプア」解消は貧困が貧困を生む「日雇い派遣」が悪いとのことで派遣法を改正したわけですが、逆にこの改正はどうなのかな?と思っています。主婦の方も生活費のために数万円稼げれば家計に助かりますし。疑問に思います。

派遣の業態は、まず自社の会社に派遣登録をさせ、その派遣会社の派遣社員として派遣先に出向します。私はその自社の派遣社員の30名のスタッフの上司ということになり、何かあれば始末書でした。

しかし「日々紹介」は派遣会社は自社の派遣社員としては登録して派遣せず、その相手先に単発スタッフとして人材を紹介、その場で「労働契約書」を結ばせて勤務させるわけです。つまりその相手先の「正式な1日スタッフ」として勤務していることで、日雇い派遣ではないわけです。

つまり「その日に必要な人材を紹介した」ということで、「人材紹介」として、紹介料をいただくという形になりました。つまり違法ではなくこれは合法です。ですが当然、紹介されたスタッフはその日の作業が終われば相手の企業から労働契約を解除されて解雇となります。

私としましては、重労働も多いのですが「日々紹介は使い方次第」だと思っていまして、FC事業だけに限らず副業としてお小遣いを稼ぎたい、生活費の足しにしたいという方にも有効な働き方かと思います。

しかし、日々紹介で生活費を稼ぐ中心にしてはいけません。後述しますが、一度日々紹介をメインに生活をすると、この世界から抜け出すことは難しいのです

【ポイント】
日々紹介は使い方次第。しかし絶対に生活費のメインとして働いてはいけない。

また次回、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

日雇い派遣

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