以前の会社で自分が経験した社内ニート、というか左遷から、どのように脱出したのかを具体的にまとめました。
なぜ社内ニート??
以前働いていた会社で、他社との協業プロジェクトのリーダーを任されていたが、上手くいかず先方が撤退。
その責任を取る形でリーダーを外され、所属先が無い社内ニートになった。
この辺については、自分の言い分、会社の言い分があるでしょうから、特に言及はしません。
社内ニートの状況としては、
・仕事は無い
・何をやってもよい
・裁量労働制なので、出退勤時間自由
よく社内ニートについて書いてある他のブログでは、「雑用などの仕事しかない」「1時間で終わる仕事を3時間かけてやる」とかいてありますが、雑用すらもない、本当に何にもすることがない状況
既存スキルのレベルアップ
時間の使い方として、スキルアップと市場価値の確認という方向で進めた。
スキルアップで考えたのは、今あるスキルの向上と、新しいスキルへのチャレンジ。
ストアカの講座へ参加
今までプロジェクトの管理を行うことが多く、ヒトモノカネを扱うことが多かったそこで人の部分にフォーカスし、コミュニケーション能力の向上を目指した。
やったこととしては、ストアカのファシリテーション講座の受講、NLP無料講座の受講で。コミュニケーション能力はポータブルスキルですから、会社に残るにしても、転職するにしてもプラスになるという判断。
園部牧場株式会社さんが実施しているファシリテーション講座(基礎)を受けた。
実際にファシリテーションされながら一つの課題についてブレストします。
その中ファシリテーションの役割、課題の解決フロー、MTGの設計方法を具体的に教えてくれます。
内容的にはタイトルの通り基礎的な内容で、本でも知識として得られるものがだと思います。
しかし体験することで納得感がありますし、知識の定着は高いと感じました。
じゃあ応用編も受講しようかなと思ったが、なかなかの金額の為、一旦ペンディングしました。。。
こういう時の自分は盛り上がってすぐ申し込んじゃうタイプですが、NLPもあったので、一旦落ち着こうということにしました。
NLP無料体験講座
NLP-JAPAN ラーニングセンターが実施している、NLP無料体験講座へ参加
NLPの技術を使い、自分の内面や相手の心情を図っている実技を行いました。
目の動きで相手の心の癖が分かるなど、初めて聞く話ばかりでかなり興味が湧きました。
しかし、如何せん講座の金額が高いのと、毎週の土日が拘束されるのはちょっと厳しいなという判断になり、本講座への申し込みはせず。
ただ、世の中にはまだまだ知らない知識や技術を知ることができたことだけでも良かった。
新しいスキルの習得
以前から機械学習に興味があったので、基礎から勉強してみることに。
Udemyで下記の講座を購入
・【ゼロからおさらい】統計学の基礎
・Rではじめる統計基礎講座超実践!
・「Rで学ぶビジネスデータ分析」講座
・【キカガク流】人工知能・機械学習 脱ブラックボックス講座 – 初級編 –
ビックデータがある業務なので、使えるデータがあったのはラッキー。
機械学習を勉強したことで、後々社内で分析チーム(自分だけですが)立ち上げることができ、仕事を作り出すことに成功。
情報取集
時間の使い方として、次に行ったのが情報取集。
転職エージェントに登録
今まで人の紹介で転職していたので、自分の価値を知りたいと思い、転職エージェントに登録。
40代は転職が難しいという話も聞いていたし、実際苦労している知り合いもいたので、自分はどうかという興味があった。
幸い自分の業界は年齢による厳しさはなく、2か月で5社程度面接まで行くことができた。
当然書類審査で落ち会社、面接で落ちる会社はあったが、落ちた理由を聞けることで、自分に何が足りないか知ることができた。
エージェントを使用したもう一つの理由として、異なる業界への転職の可能性があるのかないのか。
40代での別業界については厳しいという話をされ、行けても年収がかなり下がるとのこと。
子供小さいのでそれはやめることにしました。
昔の仲間と会う
転職エージェントは転職させたいわけなので、すべてを鵜吞みにするのは危ない。
ということで、同じ業界にいる昔の同僚や上司に会い、今の流行などをヒアリング。
もしかしたら人を募集しているかもしれないし、他の会社への紹介の可能性もあるので、積極的に人に会うことにした。
結果
最終的に転職エージェントから紹介された会社に転職しました。
取ってくれた会社の人に何が決めてだったのか聞いたところ、「分析チームを立ち上げた」ことを評価したとのこと。
当初は転職する気持ちはそこまで強くはなかったが、評価してもらえる環境に身を置きたくなったのが正直なところ。
何がきっかけになるか分からないので、やはり待っているより自分から積極的に動くべきだなと思った社内ニート時代でした。
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