「鬼滅の刃の何が面白いのか具体的に説明して」
先日、上司に突然こんなことを言われました。
発端は、2019年のコミックス年間累計売上ランキング1位が鬼滅の刃になり、11年連続の『ONE PIECE』を抜いたニュースが職場で話題にあがりました。そこで「最近自分もアニメを見て面白かった」と話したことから上の質問になったわけです。
聞かれたと書きましたが、ほぼ詰問ですよあれは。。。
なんとなく面白いんですじゃダメ??
上司曰く、「俺は面白くない。面白いという人に何が面白いか聞くけど、誰の話を聞いても納得できない」とのこと。
何突然?鬼滅の刃好きだとダメなの?なんて思いながら、何かしら答えることにしたのですが具体的に浮かばず・・・
とりあえず、「主人公が鍛えて強くなっていくところですかね?」「昔のジャンプ世代なのでそいうところに惹かれるのかもしれません。」と答えました。
具体的じゃないですが。。。
すると、「確かに修行はしてたけど、いつの間に水の呼吸の技覚えた?」「ヒノカミ神楽、急に使えておかしい」と次々に指摘内容をなげつけられました。
正直、そこまで考えて観てないし、他のアニメや漫画も含めて、楽しいかどうかは感情からくるものだと思っていたから、具体的と言われても困るというのがその時思ったことだった。
結局、会議の時間になったので、そこで話は終了。
思っているだけで、考えていない
そこでふと頭によぎったことが、「俺って本当は考えてないかも」ということでした。
物事に対して論理的になろうとして本読んだりしているけど、一向に論理的になっている気がしないのです。
(想像では冷静で知的なビジネスパーソンになっているはずでした・・・)
仕事も遊びにも、なぜ?と疑問に思い、そして考えることが習慣化ができていないせいで、成長できていないのではと、今回の一件で思った次第です。
なぜ、鬼滅の刃が面白いと感じたのか考えてみよう!
折角、考えていない人なんだと自覚できたので、鬼滅の刃を使って、なぜ面白いと感じたのかを考えてみることにしました。
あくまで主観ですので、悪しからず。
・1話目を見て先がどうなるのか知りたくてどんどん見た
いきなり絶望に落とされた炭治郎がどうなるのか気になった
鱗滝さんなんで天狗の面被ってんの?外さないの!?
・弱かった少年が修行して強くなり、逆境を仲間とともに跳ねのけていくところに感動
石を切れない炭次郎の修行を手伝ってくれていた二人はもう死んでいた
(鱗滝さんなんでスルーなのって思ってた)
最終選考で食べられていた、鱗滝さんがよかれた思って作った面が、逆に仇になっていたことにショック
強い相手と戦った後、修行して強くなるというフローはジャンプ漫画の定番かなと、だから見てしまうのかも
・善逸うるさい
ダメな奴が本当はすごいというギャップ
・伊之助うるさ!と思ったけど松岡さんの声と猪突猛進が癖になりそう
性格と顔のギャップ、おいおいなんだよ美少年って!
ベットでかすれ声で凹んでるシーン、ジワジワくる
・なぜ鬼になったのかバックボーンがいる
首を切られた後に明かされるので没入感アップしている気がする
善懲悪一辺倒ではない
・禰豆子かわいい
悲しい時に目が点になるとこ
小さくなって走る
以上。
本当に鬼滅の刃が好きな人からすると、「うっすいなー!!」と思われるんでしょうね。。。
考える力が足りない。。。
がしかし今の自分にはこれが精いっぱいです、ごめんさない。
面白いと言いながら言語化する、具体的なことが書けない。
一般の人なら別にそれでもかまわないのかもしれないが、曲がりなりにもコンテンツ産業に身を置いていることを考えると、致命的な状況ではないかと。
自分なりにやっている、できているつもりだったが、まったく出来ていない。。。
本や講座で勉強していたが、読んでいる聞いているだけで、悔しいが全然身についていなかったという結果かもしれない。。。。
どうしたら考える力が身に着くのか考えてみようと思う。
そもそも問題点って考える力があるかないかなのか?そこから考えてみようかなと。。。
コメント
思っているだけで、考えていないーー難しい